医療工学の最先端

(副作用のない制ガン剤と新しい人工臓器の開発)


医用生体工学講座


上岡 龍一 教授 工学博士・薬学博士

●研究テーマ・・・人工細胞膜のガン治療および糖尿病経口治療への応用

●主な研究内容・・・独自開発の人工細胞膜を使った肺ガンや脳腫瘍、転移性ガンなどの増殖抑制および糖尿病治療の研究です。現在、動物実験を経て臨床への応用を開始しています。卒研は実験研究が中心。次へつながる貴重なデータ、アイデアがたくさん出ています。

●メッセージ・・・世界の研究の流れを知ることが大切です。自分の研究が他とどう違うか、どんな位置を占めるか。そこから研究は始まります。研究の先進性が分れば、志気も高まります。世界初の研究に携わる卒研生の気持ちは痛快そのものかもしれません。


松本 陽子 教授 薬学博士

●研究テーマ・・・人工細胞膜の制ガンメカニズムの解明、糖尿病治療薬の開発

●主な研究内容・・・人工細胞膜(本学で開発)の制ガン効果は、細胞膜をターゲットとする新しいメカニズムによるものです。ヒトのガン細胞を用いて最新の技術で解明します。糖尿病治療薬への応用も行っています。

●メッセージ・・・人工細胞膜の制ガンメカニズムは、世界の権威が集まるゴードン研究会儀で話題となりました。化学・薬学・医学がクロスする学際領域で、生命現象に謙虚に学び、分子レベルで生命の謎解きをしましょう。


松下 琢 教授 農学博士

●研究テーマ・・・生体組織工学を利用した人工臓器の開発

●主な研究内容・・・生体の組織から取った少量の細胞を増やして、そこから再び組織や臓器の一部を作製し、人工臓器の開発や細胞移植治療、新規の医薬品スクリーニングなどに応用するための研究。

●メッセージ・・・誰かにまかせて、誰かの後について行くのはやめましょう。自分で考えて、周りの人と相談して、最終的には自分で決めて、決めた以上は最後までやり通しましょう。情熱さえあれば、道は開けます。


後藤 浩一 准教授 博士(工学)

●研究テーマ・・・超分子集合体の創製と応用に関する研究

●主な研究内容・・・生体機能の発現に関するメカニズムを解明し、新しい人工系の構築をめざすバイオミメティックケミストリ―。本研究は、生体触媒と呼ばれる酵素に倣い、優れた触媒機能をもつ人工系を化学的手法により開発・応用することをめざしています。

●メッセージ・・・実験したり、解析・検証するなかで科学的なものの見方、考え方をしっかりと身につけていただきたい。卒研で頑張ったことが将来の布石となるなるように、私たちも精一杯サポートします。


田上 修 助教 博士(工学)

市原 英明 技術員 博士(工学)

●研究テーマ・・・焼酎蒸留粕中の有効成分の探索と応用

●研究テーマ・・・ハイブリッド型リポソームのみによるがん治療


研究紹介

業績一覧